■ FILE01:金を払え!!

「金がねぇ!」と騒いでいる人達に「何故金が無いのか」と訊ねるとその殆どが「スロットで負けた」「飲み会があった」と答える。(僕の知人の中での話です)
それが不毛な質問だということは百も千も承知。少しばかり原因を振り返って反省を促しておきましょうか、一応。ってな意味しか持たないやり取りであり、反省を期待できないのは言うまでもない。「ああそうですか」で済ますと酷い人間だと叩かれるから言ってみるだけだ。
そして当然、どのようにして散財したかを聞き終えた後に、金の無い知人は金を貸してくれとねだるわけです。お金は信用、僕はだらしない輩にマネーを譲り渡すのは気分が良くないので借金の打診にはほとんど応じない。金利子で生活できるくらいじゃないと、貯金がいくらあっても不安なので微々たる利子しか付かなくとも貯金に手を付ける事ができないからだ。月の始めに食費と煙草代と遊ぶ金の上限を設定し、その日におろした金額以上は絶対に使わないようにしなければいけないというように心が作用するのは低所得家庭も極まれりだった幼い頃のトラウマである。(所得はあったかもしれないが浪費家がいたのです)
とは言っても、時には仕方なく貸す事はあるわけで。スロットが酒がなんていう言い訳を聞きながらリースすることになる。2,3ヶ月は還って来ないことを覚悟して。生活費を削りきれなかったら泣く泣く銀行へ行かねばならない。何故俺がろくでなしのために苦労しなければならないのだろう。
ここで重要なのが、しっかり取り立てる事が必要であるか否か。世の中誠意のある人間ばかりではなく、浪費が理由で金を借りる人間にそれを望むべきではない。言わないと返さない。仕送りで遊び呆けている子を持つ親の気持ちが俺には分かる。できることなら無視して生きていたい。。あまつさえ「服買ったから返すの来月でいい?」ときたものだ。腹が立つ。腹が立って仕方が無い。

「じゃぁ服売って返せ」

別にそいつの借金癖をどうこうしようという気は全くない。そいつの評判を貶めようとか罰を与えてやろうとか思ったことが無いとは言わないが、それもどうこうするつもりは無い。ただ俺には腹を立てる権利がある!
畜生! 金を軽んじる奴等!!
さすがに飯を食った後に「貸して」は蹴っ飛ばしたくなる衝動を抑えるのに精一杯だ!

誘ったのお前じゃねぇか!!

ヒトのフリ見て我がフリなおす必要が無い時
俺はそいつを悪と呼ぶ
心得其の一
勝てなくとも挫けてはならない!


限度を超えたらマジで置いて帰る。
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